離婚相談事務所ブログ

2018/05/09

前妻との子がいるときに、養育費や婚姻費用はどのように算定するのでしょうか

離婚を考えて別居を始めた場合、主として生計を維持していた側は婚姻費用や養育費の支払いをしなければなりません。その金額は定式化されていて、あなたの年収と配偶者の年収を縦軸と横軸にとって、子どもの人数・年齢ごとに作成されている「算定表」で金額が決まります。算定表は私のホームページのほか、裁判所のホームページでも公開されています(たぶん。)。縦軸と横軸の交わった部分での金額の幅は2万円で、審判でこの幅の外の金額になることはまずありえません。
しかし、この算定表は、離婚・別居を考えている配偶者との間にしか子がいないことが前提になっているため、前妻との間にも子がいてあなたが養育費を払っているときに、後妻とも離婚話が浮上してきて養育費や婚姻費用を要求されている、という場合には使えません。前妻との子についての養育費が考慮されていないからです。
こういう場合には、公開はされていませんが、算定式があり、ある程度の幅で計算が可能です。
前妻との間に子がいるときに、後妻との間の婚姻費用・養育費の相場を知りたい方はご相談ください(相談は有料です)。

 

2018/05/09

中絶する女性への慰謝料

「男女のことは大抵共同責任じゃん」「モモが言うと説得力すげーな・・・」

(流石景「ドメスティックな彼女」第5巻)

 

 

そうですよね。まったくそうなんですよ。

 

彼女が妊娠したとします。避妊しないからそうなるわけですが、避妊しない性交を受け入れる女性の側に責任はないのか?

もちろん、彼女が「着けて」と言っていたのに無理やり生でしたような奴は論外です。男として最低です。責任とれ。

 

でも、女性の側が異をとなえなかったら、それを不法行為というのは無理じゃないでしょうか。

そうすると、その後妊娠し、中絶を選択することになったとしても、それは不法行為の結果ではないというべきでしょう。

つまり、慰謝料なんて払う必要ないのです。

とくに、きちんと交際している男女間での肉体関係ならなおさらです。

 

さらに言えば、男が中絶費用を全額持って当たり前だということ自体おかしい。

 

ただ、中絶は女性にとって精神的負担はかなりなものらしいですし(私は男なので実感ないですが)、今後妊娠できなくなるリスクを背負うことになるのですから、経済的負担は男が負う、というのは共同の責任の分担の仕方としてあながち間違ってはいないです。

 

でも、女性が当然のように慰謝料を払えというのはどう考えてもおかしいと思うのです。

とくに、妊娠がきっかけで男女関係が破局した場合、そういう要求をされることがままあります。

そんな要求、男ははねのければいいと思います。

だったら産めばいいじゃないか。

 

ただ、産むか産まないかの選択権は完全に女性にあり、女性が産むと選択した場合には、男には子供が成人するまでの養育費をはじめ、親としての責任を一生にわたり負い続けなければならなくなるため、女性からの金銭の要求を断るかどうかはそのことも考えておく必要はあります。

 

 

2016/05/02

離婚原因がないのに・・・

勝手に家を出てって一週間という相手方の弁護士と話をしました。

まず当事者同士で真摯に話し合うのが筋だから、双方弁護士立ち会いのうえ話し合いの機会を作れと。

 

こちらの依頼者から聞く限り、不貞行為も婚姻を継続しがたい重大な事由もなく、むしろ相手方に悪意で遺棄されたような事案です。離婚原因がこちらにはないので、離婚訴訟になれば相手方に勝ち目がないのは見えています。

ですから、離婚するなら、納得したうえでの協議離婚であるべきだろうと私は思うのです。

 

しかし、向こうの弁護士は強気ですねえ。その旨FAXした当日に、離婚の意思が固いので協議には応じない、弁護士同士での離婚条件の話し合いなら応じると。立場わかってるんですかねえ、この弁護士は。

別れさせないと報酬がもらえないとかいった事情もあるんでしょうか、いたずらに事案をこじらせますねえ。

 

そういう態度なら、離婚しないよ。

 

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2016/04/27

離婚したい人と、離婚したくない人と

「性格の不一致って、ほとんどが性の不一致なんだって」

 

世の中には二種類の人かいます。

離婚した人と離婚したくない人です。

僕は離婚事件を多く取り扱っていますが、僕の場合、離婚したい人への共感力が薄いかもしれません。

 

ある日の会話。離婚を求められたという人から相談を受けました。

依頼者「性格の不一致で離婚したいと言われました。」

僕「男女で性格が一致するなんてありえないでしょ」

依頼者「もう3年もセックスレスで」

僕「うちは15年」

 

離婚は、民法に定める離婚原因がなければ、することができません。

離婚原因がないのに離婚したい人の望みをかなえるには、僕は不向きかもしれません。

離婚したくないのに、離婚を求められたという方の相談の方が、僕には向いていると思います。

なにせ、妻から離婚調停を申し立てられて、下の子どもが成人するまでやだと言って突っぱねた張本人ですから。

 

離婚をしないで、円満に解決できるならそれに越したことはない、というのが僕の方針です。

 

でも、離婚の請求が棄却されたからといって、事件に勝ったというものでもないのが難しいところです。

僕に何の話もなしに、妻が子供たちをつれてゴールデンウィークに沖縄に行くと聞いて、僕は冬の日本海にたたずみたくなりました。

 

 

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2011/09/05

結婚とポーカー

「ジ二ーは、肘をついて僕を見た。
『結婚って、どんなもの』
『そうねェ・・・・・・』
僕は、仰向けから、うつぶせになる。
『この前の仕事がロスで終わって、1日、ラスベガスに遊びに行ったんだ』
『うん』
『ポーカーをやってた』
『うん』
『8のスリーカードができた』
『で?』
『負けこんでたから、残りのチップは、ほんの50ドルぐらい。親も自信がありそうだった』
『のるか、おりるかね』
『そう』
『で?』
『けっきょく、のった。50ドル全部賭けた』
『勝負は?』
『親はジャックのスリーカード』
ジ二ーは笑い声を上げた。
『でも、カードを開けるまでは楽しかった。あ、この感じは何かに似てるなと思ったら』
『結婚だった』
『そう』

 

・・・・・・

 

『ラスベガスのカード・テーブルで、となりに坐ってたおじさんが、50ドルすった僕に1杯おごってくれたんだ』
『・・・・・・』
『で、こう言ったよ。なぜ、ポーカーが人生ってやつに似てるいるのか』
『・・・・・・』
『誰も、最後まで勝ちつづけることができない』
(喜多嶋隆「ブルー・ブルー・ハワイ」)

 

賭けにおりたくなったら当事務所へ。

新宿区の法律事務所に在籍する離婚相談の経験豊富な弁護士が離婚や結婚について語るブログです

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ベストフレンド法律事務所の弁護士は日本心理学会認定心理士でもありますので、単に法律問題として離婚相談を行うのではなく、お悩みや互いの心の動きにも寄り添いながら円満な解決を図ることを得意としております。
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